建具の豆知識

サッシの掃除って、どうやるのが正解?簡単な方法とポイントを伝授

サッシの掃除って、どうやるのが正解?簡単な方法とポイントを伝授

 

空気を入れ替えるために窓ガラスを全開に。清々しい空気を取り込むために窓ガラスはいつでもキレイな状態をキープしたいものです。しかし、窓ガラスの下「サッシ」の汚れを見落としてはいませんか?

 

サッシには土や室内のホコリなど、さまざまなモノがたまりがちです。日常的にサッシの状態を気にするかたも少ないのではないでしょうか?サッシには気づかないうちにゴミやホコリがたまっているかもしれません…

 

今回の記事では意外と知らないサッシの掃除方法を徹底的に解説します。サッシの掃除を効率的におこなうコツや、掃除するときに注意したいポイントについてもご紹介。サッシの状態が気になるのであれば、この機会にサッシの掃除を始めてみましょう!

 

 

サッシの掃除をする前に知っておきたいこと

サッシは気づいたときには汚れている部分です。窓の開け閉めや部屋の出入りでいつの間にか汚れがたまり、チリも積もれば山となっています。

 

サッシの汚れってどんなもの?

サッシは窓を囲っている枠の部分のことです。とくに下側の枠は、特別に汚した記憶がなくても汚れがたまってしまうもの。サッシの汚れで多いのは外の土や砂、室内のホコリや糸クズなどです。

 

窓や網戸を外しておくと、掃除しやすい

サッシの掃除をおこなう前には窓ガラスや網戸を外しておくのがよいでしょう。サッシの掃除では、ごみやホコリを取り除き、その後サッシをキレイに拭き上げていきます。そのため、窓ガラスや網戸が付いていないほうが掃除は格段にやりやすいのです。

 

ご自身で外すのが不安であれば、誰かに頼んで外してもらいましょう。また、窓ガラスや網戸を外さなくてもサッシの掃除は可能ですので無理はしないようにしてください。

 

サッシの掃除って、どうやればうまくいくの?

サッシの掃除って、どうやればうまくいくの?

 

サッシの掃除は簡単にいえば3ステップです。「乾かす」「汚れを取り除く」「拭く・水洗いする」。お察しのとおり、サッシの掃除に難しい作業はありません。ご自身でおこなうことも十分可能ですのでご安心を!

 

まずは湿気を乾かす

サッシの掃除のなかでも、ここがいきなり最重要ステップです。乾かすこと=サッシ掃除といってもよいかもしれません。乾かさずにサッシ掃除をすることは避けましょう。サッシが濡れているとゴミやホコリが取りづらくなりだけでなく、キレイに掃除ができなくなってしまいます。

 

湿気を乾かすのに特別な作業はありません。濡れていれば乾いた雑巾で拭きましょう。自然に乾いていればそのまま次に進んでも大丈夫です。

 

汚れを除去する

サッシの汚れを取り除きます。このとき使うのは竹串や綿棒、歯ブラシなどの柔らかいものがよいでしょう。固い素材のものを使うとサッシが傷つくおそれがあります。また、掃除機を使えば効率が格段にアップします。掃除機に細かい部分を掃除する吸引ヘッドがあればそちらを利用するのもよいでしょう。

 

拭く、または水洗いする

サッシの汚れを取り除いたところで、水拭きします。水拭きに使うのは雑巾や歯ブラシ、スポンジがよいでしょう。またサッシの水拭きは洗剤がなくてもキレイになることが多いので、洗剤は特別気になるときに使用する程度で十分です。

 

サッシにカビがあるときは

基本的なサッシの掃除は「乾かす→ゴミを取る→水拭き」で問題ありません。しかし、場合によってはサッシにカビが生えていることもあります。サッシには窓ガラスの結露から水がたまりカビが発生してしまうことがあります。

 

サッシにカビがあるときも、基本的な掃除の流れは変わりません。「乾かす→ゴミを取る」までは同様です。違いはその後の「水拭き」。サッシのゴミを取り除いたら、水でサッシを拭く代わりに消毒用のエタノールで拭きましょう。サッシのカビはこれで撃退することができます。

 

また、サッシのカビを発生させないためには結露の発生を防ぐのが最適です。窓に新聞を貼って水分を吸収させたり、結露を防ぐ専用シートを使ったりするのが有効です。また、こまめな換気や除湿器の使用で、室内の湿度を低く保つこともよいでしょう。

 

サッシを掃除するときのポイント3点

サッシの掃除は3ステップでできます。しかし、注意しないと掃除が面倒になってしまうこともあります。サッシをできるだけ簡単に掃除するためにも、注意したいポイントを3つご紹介します。

 

乾いた状態から始める

サッシを掃除するときには必ず乾いた状態から始めましょう。濡れた状態だとゴミやホコリがキレイに取りきれずに残ってしまいます。また、ホコリがある状態で水拭きをすると拭きムラが残る原因にもなります。

 

乾いた雑巾で何度も拭く

サッシを乾いた状態にするためには、乾いた雑巾で何度も拭くのがよいでしょう。また、ドライヤーを乾いた雑巾の代わりに使って乾かすのも手軽な方法です。

 

洗剤を薄めて使う

油汚れなどは基本的にサッシには付いていないので、洗剤を使う必要はありません。しかし、なかには洗剤を使ったほうが取りやすい汚れ、しつこい汚れがあることもあります。洗剤を使ったほうがよいと感じたら、洗剤を薄めて使うのがよいでしょう。このとき使うのは雑巾、もしくは切り込みをいれたスポンジがオススメです。切り込みをいれればサッシの突起に合わせて拭くことができるのでオススメですよ。

 

サッシの掃除でやってはいけないことって?

サッシの掃除でやってはいけないことって?

 

ご自身でおこなうことのできるサッシ掃除も「あること」をすると途端に厄介なものになってしまいます。

 

最初から水や洗剤を使う

「あること」とは始めから水分を使うことです。何度も書いてきましたが、サッシ掃除で一番大切なのは乾かすことです。しかし、初めから水や洗剤を使ってしまうとサッシが濡れてしまい。キレイに掃除することができなくなってしまいます。

 

掃除する時間が取れないときは、プロに依頼を

サッシの掃除は手軽に見えて意外と重労働です。窓ガラスや網戸を外す作業が面倒、または掃除する時間が確保できないというかたもいるでしょう。そういったかたに提案したいのが、サッシ掃除を専門業者に依頼することです。

 

掃除の専門業者に依頼をすれば、サッシを始め、窓ガラスの掃除などまとめて依頼することもできます。ピカピカな窓やサッシは部屋を明るくしてくれるでしょう。清掃を業者に依頼するときは、いくつかの業者に事前に見積りを出してもらい費用の比較をして決めるのがよいでしょう。ひとつの業者見積りだけでは相場もわからず悪徳な業者に当たってしまう可能性もあります。

 

清掃業者の公式サイトには、施工の実績や写真が掲載されているところも多いです。施工例や写真をもとにご自宅に合った施工をしてもらえるのか確認しましょう。また、お客さまクチコミなどがあればそちらも参考になります。清掃業者を選ぶときには、以上の点に注意して選ぶのがよいでしょう。

 

まとめ

サッシは普段から目にすることは少ないと思いますが、気づかないうちに汚れています。気になり始めたら掃除をしてみるのがよいでしょう。掃除自体は難しくないものです。

 

掃除をするときには、窓ガラスや網戸も外せるようなら外したほうがよいでしょう。またサッシの掃除は必ず乾いた状態からおこなうようにしてください。ひどい汚れや時間がないかたは業者への依頼を検討してもよいかもしれませんね。

 

サッシはこまめなお手入れでキレイに保つことが可能です。窓周りをキレイだと清々しいですよね!窓やサッシを清潔に保つためにも、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

 

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